イボ痔、切れ痔、痔ろう、脱肛、いろいろな痔の症状や治療法、手術法について
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妊娠と痔

妊婦さんの痔
妊娠すると腹圧が高くなり、血液の流れがうったいするため、どうしても痔が悪化します。出産の時は子供の頭を押し出すほどの腹圧をかけるわけですから、内痔も飛び出してしまうことが多いです。強い痛みのため、妊婦さんや授乳中のお母さんが肛門科にいらっしゃることもめずらしくありません。中には「出産よりも痔の方が痛かった」という方も・・・
痔を持っている方は妊娠の前にちゃんと治療しておくのが理想です。

痔に使う座薬、軟膏にはステロイドホルモンや鎮痛剤が入っています。直腸粘膜からも薬が吸収されますので、妊娠初期(4ヶ月までの胎児器官形成期)は、薬の使用を最小にしましょう。必要ならステロイドの入っていない薬がよいでしょう。5ヶ月以降は、まず問題にはなりません。

妊娠中の痔は薬で治療し、出産後に必要なら手術を考えるのが原則です。どうしても出産前に治しておきたいという場合は内視鏡治療がおすすめです。これは麻酔が不要で、特殊な薬剤も使用せず、術後の痛み止め、抗生物質もまず、不要です。




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痔全般 | 【2006-12-31(Sun) 01:28:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

内痔・イボ痔・脱肛の原因

排便の時に力むことで、肛門粘膜が引っ張られ、しわのようにたるみ、伸びてしまったのが内痔です。
当然、便秘の方にできやすいのですが、便秘でなくてもトイレが長く、りきんで最後までだしきらないと気になるという方も要注意です。
和式のトイレは肛門に力がかかりやすいのでできやすいです。

また、排便以外にも仕事で重いものを持つ方や、しゃがんで仕事をする方、一日中座っている方は職業病として内痔になりやすいです 。これは腹圧が肛門に持続的にかかり、肛門がうっ血するからです。

また、女性では出産が難産ですと原因となることが多いです。



イボ痔 | 【2006-12-29(Fri) 14:36:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

内痔、イボ痔、脱肛の重症度の分け方

内痔、イボ痔、脱肛の重症度分類
1度・・・・・出血するだけで飛び出さない
2度・・・・・飛び出すがすぐ戻る
3度・・・・・飛び出したのを指でもどす
4度・・・・・飛び出してもどせない。常に脱出した状態(脱肛)
かんとん・・・・4度が更に炎症を起こし腫れて激しい痛みでもどせなくなった状態


これは医学の教科書に載っている、有名な重症度分類です。ただ、この分類は「脱出の程度」で分けたもので、必ずしも、実用的ではないです。
たとえ、4度でも本人がつらくなけれは治療の対象ではなく、1度でも本人がつらければ治療の適応となるからです。特に、1度でも出血の量が多く、手術治療を希望される方が多くいらっしゃいます。
だいたいの治療法の目安として、1度は薬物療法か注射療法の適応です。2度~軽い3度は、輪ゴム療法の適応です。 しかし4度になると手術が必要で、注射療法や輪ゴム療法は困難です。



痔全般 | 【2006-12-26(Tue) 09:52:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

痔ろう

痔ろう
<症状>
肛門が化膿する肛門周囲膿瘍の方がしばらくしますと、肛門の激しい痛みは消えて、かわりに肛門に固いしこりができ、慢性的な「鈍痛」「異物感」「不快感」が続きます。こうなったら痔ろうの可能性が大です。


薬では治らない
また痔ろうは内痔や切れ痔と異なり、薬物治療は通常無効で手術しないと治りません


癌の危険も!
痔ろうを長年放置すると、ガンになることがあります。これは内痔や切れ痔と決定的な違いです。痔ろう癌は一般の肛門癌に比べ、非常に悪性度の高いものです。私達のような専門施設ですと年に数例、痔ろう癌の方をみます。「肛門科にいくのはいやだ・・・・痔で死ぬわけでないし・・・」長年の間、一度も医師の診察を受けずに市販の薬を使いつづけた方がこのような不幸に遭います・・・・・。自分の症状が「イボ痔ではない。切れ痔でもない。痔ろうかも・・・・」と感じた方は、躊躇することなく肛門科へ来てください!

専門医の診察が必須
やっかいなことに痔ろうの手術(特に複雑痔ろう)は肛門科の手術で難しいものです。内痔や切れ痔を手術して「再発した」とか「肛門が変形した」といったトラブルは通常は起き得ません。しかし、痔ろうに関しては、経験豊富な医師が手術しないとこのようなトラブルがまれではありません
不幸にして痔ろうになってしまったらとにかく「痔ろうの経験の豊富な肛門科」を探すことが最も大事です。




痔ろう | 【2006-12-20(Wed) 11:48:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

切れ痔と裂肛

切れ痔、裂肛
切れ痔の症状 排便時に文字通り、肛門が切れるような鋭い痛みが走ります。痛みは排便後もしばらく続きます。出血をみることも多いです。 最初は文字通り、肛門が浅く切れるだけの「切り傷」なのですが、何年も切れるのを放置しますと、傷が深い固い「古傷」になってきます。「肛門潰瘍」とよぶべきものです。このようになりますと、「古傷」が固く収縮するため、肛門がますます狭くなります。するとますます裂けやすくなり、悪循環に陥ります。やがて肛門は指もいれられないほど狭くなり、患者さんはなかなか便をだすことができず、毎日、長時間トイレで悪戦苦闘することになります。(肛門狭窄)
また傷が治るときに粘膜の一部がはれて「肛門ポリープ」となります。肛門ポリープの合併した切れ痔は慢性化していることを意味します

肛門ポリープとは
<症状>
排便の後、おしりから内痔とは異なる固いコリコリしたイボがでてくるようなら肛門ポリープが考えられます


<原因>
肛門ポリープは肛門にできた炎症性のポリープです。切れ痔に合併することが多いのですが、内痔核にも合併します。

<治療>
大腸ポリープとは異なりガン化はしませんので無理に切除する必要はありません。気になるなら、通常は日帰り手術で切除できます。ただ肛門ポリープと直腸ポリープ(こちらは放置すると大変です)の鑑別は時に難しいことがありますので心配なら大腸ガン検査だけは受けた方がよいでしょう。




切れ痔 | 【2006-12-08(Fri) 22:27:20】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

内痔・イボ痔・脱肛

内痔、 イボ痔、脱肛
排便の後、おしりからやわらかい粘膜が出てきて、指で押しこみ戻したらそれは
・・・・・・・・・内痔(脱肛)です
安心してください!肛門科で最も患者さんが多い病気です。


主な症状として飛び出した粘膜(痔核)から出血したり、粘液で下着が汚れたり、痔核がこすれて異物感、痛みを感じます。
最初は自然に戻りますが、やがて指で押し込まないと戻せなくなります。
さらに、ひどくなると痛みが強く、指で戻せなくなります(かんとん)。
最初は排便の後に飛び出すだけですが、やがて、長時間立ったり、スポーツの最中にも飛び出すようになり、生活が不愉快になります。

痔でどれくらい「悩むか」はかなり個人差が大きいです。神経質で潔癖症の方はわずかの痔でも非常に気にしますし、重症脱肛でも本人は全く気にしていないこともあります。
痔は良性疾患(内痔を何年放置してもガンにはなりません!)ですから、本人が困っている場合に始めて治療の対象となります。
しかし、一般論として
(1)歳をとり肛門括約筋がゆるんでくると必ずといっていいほど症状が悪化します
(2)軽いうちなら注射療法などの外来治療が有効ですが、大きくなると入院手術が必要になります。
・・・・ ので、気になるようになったら早期に治療してしまうのもよいでしょう。


イボ痔 | 【2006-12-05(Tue) 10:15:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

外痔について

外痔について

<症状>
排便と関係無く最初から肛門に出っ張りがあれば外痔です。肛門の皮膚の一部がたるみ伸びたものです。指で押し込んでも戻すことはできません。通常は痛みがありませんが、炎症をおこすと痛みます。


<原因>
昔、切れ痔になり、切れ痔が治った跡に外痔ができる場合と内痔といっしょにできる場合がありま


<治療>
治すには原則的に切除が必要です。小さな外痔は日帰り手術で完治しますが、全周性になり内痔を合併した場合は入院がよいでしょう。
小さい場合は気にせずに放置ても問題はありません。




痔全般 | 【2006-12-03(Sun) 10:10:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

痔ろうの治療

痔ろうは薬ではよくなりません。多くの場合、手術が必要と考えてください。手術は括約筋といっしょにトンネルを切除する「開放法」と括約筋を切らずに、トンネルだけをくりぬく「括約筋温存手術(くりぬき法)」があります。
いずれもいぼ痔(内痔、外痔)切れ痔に比べると、傷が深く大きくなり大掛かりな手術となります。これはいぼ痔、切れ痔が括約筋より浅い層にできる病変なのに対して痔瘻は括約筋よりも深い層にできるからです。’(下図)


痔ろうは重症度を1から4型まで分けています。痔ろう手術の大体の目安は以下のようなものです

1型は「開放法」で外来手術が可能です
単純な2型は「開放法」で外来手術か短期(数日)入院となります
複雑な2型、3型は「括約筋温存手術」で2週間~3週間の入院が必要です
4型は1ヶ月近く、入院を必要とすることもあります。4型の手術は肛門科の最高難易度の手術で、ちゃんとした手術のできる施設は全国的にも、数えるほどしかありません。また4型は時にガン(痔ろうガン)を合併します。(幸い4型は非常に稀です)


痔ろう | 【2006-12-02(Sat) 23:20:11】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

痔の内視鏡治療

痔の内視鏡治療
内視鏡を使って痔核の輪ゴム療法をおこなうことができます。
基本的に適応、効果、再発率は輪ゴム療法と全く同じですが、内視鏡を使うと通常の輪ゴム療法よりも視界がよいため、より短時間で終わります。内痔(痔核、いぼ痔、経度脱肛)が対象で、他の痔(外痔、内外痔核、硬くなった痔核、高度脱肛、切れ痔、痔ろう)は適応ではありません。

驚くくらい非常に簡単です
麻酔は全く不要です。入院も必要ありません。大腸内視鏡の時に「ついでに」施行することもあります
使う器具は内視鏡だけですので通常の輪ゴム療法のように太い肛門鏡をいれる必要は無く、より不快感の少ない処置が可能です。


専門医の先生の裏話によると、
「もともと(内視鏡を使わない)輪ゴムでしばる治療法というのは痔の治療として開発されました。やがて、食道静脈瘤(肝硬変の患者さんの死亡原因となる重大な病気です)の治療法として、痔の輪ゴム療法を内視鏡でおこなうのが考案されました。痔と静脈瘤というのは非常に似ているのです。すると、これが非常に具合がよい(良好な視野で細かい操作ができる)ので、最初の痔も内視鏡でやってはどうか、ということで痔の内視鏡治療が開発されました。」
ということです。


痔全般 | 【2006-12-02(Sat) 10:30:23】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

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